2010年7月31日土曜日

THE BACKSTREET BUCKET

しぶちん。
Coool ... THE BACKSTREET BUCKET  ♪

OLD DUDE

伊豆のキャンプ場サイクルYa !のご主人の小山さん。
ティピーでのキャンプはバイカーには最高です。
夏はすいていますよ! 是非キャンプにどうぞ。

Tom Magee from madera California

サイドバルブフリーク。
The master of flat head .

2010年7月30日金曜日

Bottom Bitch

サウスパークを好評につき追加。
ロイク言葉もエーゴの勉強になりますね。
ラリラリの黒人女性の描写がすごすぎですう うー。
説明を追加
I know what you saying ♪

2010年7月25日日曜日

杉戸の夏祭り

オレ)お友達になりたいっす。
娘達) 無理 !
me    :    may i jo....
girls  :    can't

2010年7月23日金曜日

Japanise Flat Tracker





'55FL GOLDEN AGE 3

50年代バランス設定の甘さを現代のバランスマスタ-で今後に予想される多くのトラブルを封じ込めます。シャフトテ-パ-部が新車時のままなので僅か1分足らずでの芯出し。
それにしても当時組み立て検査のラインマ-クが SKが組んでもピタリ同じ位置に。
殆どは年月経て消えるのだが如何にこのクランクが手付かずで残ってたかの証。

HOT ROD 実践編5

Birth of Torque Monster
オ-ナ-の乗り方、キャリア等のディスカッションを重ね排気量は 88"に決定。
4-1/4 ストロ-クで 3-5/8 ボアと云う低速トルク重視の設定だが転用するS & SシャフトがS & Sクランク専用の為にブランクのT & Oフライホィ-ルを用意してテ-パ-加工に。バランスマスタ-もリキッドメタルを増量して更に地球上で最も重い金属タングステンを溶接。
ピストンはS & S 4-1/2 ストロ-カ-用でトリッキ-な組み合わせ。
スカ-トには細かいブラストを当てオイルのまとわりを良くします。コンロッドはS & S Newバ-ジョンをポリッシュ。
以前はモ-リスマグだったが今回はデスビ仕様にフルトラ希望なのでHOT RODらしくステンレス製ワンオフを逆回転セットアップ。コ-ンShovel~EVO 用のガバナ-& IG を使える設定に変更。
将来的にデジタルIGへ以降も簡単になります。


2010年7月22日木曜日

'55FL GOLDEN AGE 2

ロッカ-ア-ムは #1 F  exhのみ前期型に換えられていました。恐らくタペット関係修理に伴いAssyで他の車両から転用されたのだと思います。
良く勘違いされるのは鋳造刻印が有る前期を純正とし砲金材質の変更になった後期を社外品とされる事ですが強度的には後期型がハイカム対応によって材質の見直しをされた物です。
前期型は銅が多い砲金なので柔らかく長期使用ではア-ムシャフト側を削ってしまう難点が有ります。
INTAKEはオイル穴が上部に有るので元位置が間違う事の無い設計になっていますが冷却パイプのガイドプレ-トは現代ではオイル循環経路が解明されているので無くても影響は無いです。


摩耗修正はとても時間の掛かる手作業ですがフライスにて砲金TOPを水平に 1/100以下で削り沈ませてシャフト側とのクリアランスを徐々に詰めていきます。(研摩)
OH時にこれを行わないと油圧低下を修復出来ません。
最近は安易にタイワン製ロッカ-Assyに換えてしまう心無い修理者も増えていますが社外品は柔らか過ぎるのと焼き入れ硬度が足りず問題有ります。

更にブル-プリントでプッシュロッド側にオイルが回る様 循環性を高めて耐久度UPさせます。
5ミリのボ-ルエンドを使うと良いでしょう。
これでパンヘッド特有の油膜切れによるカジリ摩耗を解消させる事が出来ます。

'55FL GOLDEN AGE

瀬戸内は小豆島よりOH依頼で送られて来たボ-ンストック  '55 FLの E/g。
圧縮が落ちてオ-ナ-が分解した所ピストンは何と純正 std のままと云う。
細かな修理跡はみられるが基本的にボルトナット類は当時のままで素晴らしい状態。
検証した所、油圧低下でピニオンシャフトがやられシリンダ-内壁には折れたオイルリングによる深いキズ。確かに走行は少なく恐らく展示用として数十年経過した模様なので興味深い検証の報告です。
55年は大戦後ハ-レ-社が最も力を注いだ1 year only のE/gで随所に実験的な試みが大胆に施され黄金時代の幕開けを予感させています。
初めてのFLH パワ-upバ-ジョンのスタ-トとして知られていますがヘッドは手作業によるインテ-クポ-ト研摩でバルブガイド周りも大きくカット。
しかしながらバルブそのものは前期型を引きずり排気バルブステムにはキャップを被る旧態依然のままで開発の時間に限りが有った事が伺えます。
どのみち現代の耐熱度が高いステンレスバルブを使用するので問題にはなりません。
バルブスプリングは案の定 熱で張力ダウンしているので純正Shovel用とインナ-スプリングはこのFL用を使います。FLインナ-はShovelより長くてダンパ-効果に優れた組み合わせにレベルUPします。(耐久性向上)

通常はブラストを掛けクラックチェックするのですがこれ程永く生き延びている事に敬意を表して薬品による高温洗浄で外観を保ちさせます。
錆びは当然有るもののシリンダ-も素晴らしい雰囲気に満ちています。

ピニオンシャフトはJIM'Sに交換ですがそれ以外はオ-バ-サイズB/gでいけます。
フライホィ-ル、新型B/gのスプロケットシャフトも55年専用で如何に設計技師が心血注いだかを思うと感動に値します。今迄 4基の '55クランクを手掛けましたが惜しむらくはクランクバランスがまだ確立されていなかった為フライホィ-ル片側ずつの回転バランスだけです。しかし組み立てラインで検査OKのマ-カ-が鮮やかにコンロッド含め一直線に引かれているのは見事です。ハ-レ-社が総力上げて取り組んだ様子がクランク設計に現れているのでタンクエンブレムの Vヴィクトリ-が改めて納得出来ます。

前年に登場した4本リブのカムカバ-は強度upと形状マイナ-チェンジで新登場。

2010年7月21日水曜日

HOT ROD 実践編4



パ-ツチョイスの留意点
Next Gene諸君 パ-ツの無かった時代の先人達が身に付けた Old Skoolは現代でも
充分活用出来る術です。しかし本当に残したいのはスキルよりも物事すべからく
見極める意識の高さです。
Hot Rod,  CAL Bobberを目指す際、単に旧い資料・写真を雰囲気だけコピ-のインスタントでは余りに虚しく終わるので当時の若者が抱いた夢・・・ これがクリヤ出来る様な答えが有れば と云った物を想像出来るカタチを実現して欲しいものです。



フィンドカバ-にしてもコンピュ-タ-制御のマシ-ンでもっと綺麗で精密なカバ-も簡単に創れるでしょう。
しかしそれはボタン押すだけで量産するハイテク工業製品であって我々の心を打つパ-ツとは違うのです。
先人達のセンスを受け継いだOne of a kind こそが誰も追いつけない領域を覗く唯一の手段。 金さえ出せばいつでも買える物などどんなに高価であろうが永く乗り続ける事は有りません。

HOT ROD 実践編3

タペットプロックは社外メッキの汎用からJIM'Sビレットに換えて
更にスカルプチャ-でOne of a kindを目指しますがこの時点でS & S E/gと判る人は居なくなります。
しかしプロジェクトはまだ上の段階に進みます。予定工期 1カ月のスケジュ-ル。

HOT ROD 実践編2

クランクケ-スの加工に掛かります。S & Sは強度面での肉厚重視なのでSleek&SmoothieのHot Rod基本ル-ルに沿って つるし社外品のガサツなイメ-ジを消します。
特にカムカバ-との接合面、デスビベ-ス、タイミングホ-ル周りが重要なポイントでAAA級かB級に見られるかの分かれ目になります。

2010年7月20日火曜日

HOT ROD 実践編


8割がたデフォルメさせたPanカバ-だがこの後フィンの間をス-パ-ポリッシュが続く。最後は12本のSUSマウントボルト頭を小軽化して浮き出させる様にカバ-側をフライス加工の予定。

S & S E/gのカムカバ-は貧弱な社外品でオ-ナ-は非常に気にしている部分。そこでOBコレクションの純正各年式を説明してUSAカスタムマニアに最も人気の1 year onlyかつ初期型の4本リブ '54をチョイス。
sk曰く歴代のカムカバ-群で最も美しいデザインだが型から抜く作業の手間取りで1年で生産終了モデル。特に4本目のボトムラインが前方にクッキリ巻き込むデザインの秀逸さに注目。
比較でボ-ンストック'62カバ-と比べると一目瞭然の違い。この '54を更に削り込んでスカルブチャ-の真骨頂で見た人が誰も大幅に削ったとは気付く事の無い位丸みを最大強調した加工に入ります。元々入手した時はメッキ処理されていた物なので削る罪悪感も生まれません。





HOT ROD 誕生 其の2




ラハブラのテクニックを盗むのに自らの'55 タンクエンブレムとカムカバ-を24カラットでオ-ダ-、しかし現車に戻し使われる事は無く30年コレクションとして今もOBの壁に。


パワ-の象徴としてオッヘェンハウザ-がホットロッダ-に熱い支持と影響を与えたのは定石を覆した発想に有りました。
資金に余裕の無かったオッフィはレ-スE/gベ-スにマリ-ンボ-ト用を使い波の抵抗を押し切る強大なトルクでタフな設計を陸上でも開花させたのです。
個人で大メ-カ-群に立ち向かった姿は当時の車好きにはヒ-ロ-と写ったのでしょう。冷却と軽量化の技法そして新技術が現代のホットロッダ-達に連綿と受け継がれているのです。
ジョンハ-マン、ゲィリ-・リトルジョン、ボイド、ジェシ-ジェ-ムス達により又次の世代へと・・

HOT ROD 誕生 其の1

CALボッバ-とHOT RODは同じ環境で生まれたモ-タ-文化として進化を同一に遂げて来ましたが日本にはハ-レ-のみ上陸した為今も奇妙な形態でさまよい続けています。
ル-ル不在の何でも有り、和洋取り混ぜルックス優先のファッション化 etc正統HOT RODマニアが重要視するE/gやメカニズムへの追求と'50sに端を発したOffenhauserレ-シングが全米の若者に与えたパッションが日本では完全に欠落しています。
旧い器に最新のメカを投入してこそ大いなる新境地が見えて来るので決して新車を古っぽく見せるギミックとは異質の世界です。
新しい物、珍しい物、高額な物をまとったハイテクカスタムも否定はしませんがそれでは次の世代にバトンタッチされて技術・センスの進歩に繋がりません。単なる見せ物として短命に終わるだけでしょう。
フィンドカバ-、ドリルドホ-ルがデザインとしてのみ使われるだけのエセHOT RODとは次元の異なる世界を紹介しましょう。 響け心に!

ベ-スはS & Sコンプリ-ト E/g 80"  w/ STDパンヘッド  高回転パワ-で廻るだけのE/gに不満を抱いたオ-ナ-が辿り着いたトルクモンスタ-・クランクへの方向転換。
オファ-を受けた時は興味示さなかったStroker-Kidだがオ-ナ-がアメリカ生活の間に入手したと云うオリジナルのフィンドPanカバ-を目にした時から・・・・
それはまごう事無く Late '60s Hot Rodder ランディ・スミスの創ったハイカム用Panカバ- !
現在手に入るリポップやSWEDEN 製とは違う型でそのル-ツは '50s以降にインディレ-スで圧倒的なパワ-で大資本メ-カ-を打ち破ったプライベ-トチ-ムOffenhauserのフィンドバルブカバ-に有ります。
Offeyが一般向けに市販したV8用バルブカバ-も最終的には殆どのメ-カ-に合わせたラインナップでメカ好きの若者を魅了し続けました。
ランディ・スミスも当然Offeyの影響を受けパンヘッドの弱点であったハイリフトカムが使えない高さのバルブカバ-を背高く設計して冷却フィン付きで鋳造したのです。

一応ポリッシュだが無骨な迄のキャスト形状をオ-ナ-から不満を聞いたSKは秘策を授ける事にしました。
'80s に西海岸のロッドショ-で必ず賞を取っていたメッキ屋のLA HABRA PLATINGのボスからレクチャ-受けたデフォルメのSculpture workです。
形状そのままではどんなにポリッシュしても並のレベルで終わり、トロフイ-狙うには丸みは更に丸く強調したデフォルメにするのがHOT RODの基本です。
左の黒パウダ-がSWEDEN製、右がオリジナル、フィンの高さも全く違います。
曲線を更に誇張して丸くデフォルメしていきますが日本のバフ屋レベルでは形状を変える事迄はやって貰えませんので自分のセンスで削り込んでいきます。
当時LA HABRA PLATINGでは最先端の24K Goldもやっていて人気女優だったアン・マ-ガレットのゴルフカ-トの部品も手掛けたと自慢してました。